房総半島から徒然ブログ

住みにくい世の中を出来れば笑って暮らしたい、寛容でおヒマなかたのみ歓迎の気まぐれブログです。

学生時代

友あり、遠方へ去る また淋しからずや

個性満開の1970年代 授業にかける時間が足りず、卒業に5年を要した。同期の連中は要領よく4年で卒業して行ったので、友のいない5年生はキャンパスに行くことも少なくなり、本業の陸送屋以外にも様々なアルバイトに明け暮れて日々は過ぎていった。横浜の…

下宿部屋の主たち

旧き良き横浜 渋谷と横浜を結ぶ東横線という私鉄路線に白楽という駅がある。僕の通っていた大学に近い小さな駅だったが、商店街には一通りの店と映画館まで揃っていた。飲んで終電を逃した夜はこの場末の映画館のオールナイト営業で一晩を過ごし、朝の電車で…

YS-11と四畳半

昭和の運び屋 大学時代を部活とアルバイトで過ごした。授業の記憶は殆ど無い。経験したアルバイトの数は両手両足の指でも足りない。所有していたクルマとバイクを維持するために高収入が絶対条件だったので、職種は土方、地下鉄工事、長距離トラック助手、沖…

ナイトラリーを開く

夜あそび 自分の大学でも、神奈川県や山梨県の山道や林道を使って自動車部ラリーを主催した。夕刻にキャンパスをスタートして翌早朝にゴールというナイトラリーで、コースの設定や下見、所轄警察への届け出から当日の審判仕事にセレモニーまで、結構な大イベ…

ナイトラリーという競技

夜に駆ける 大学時代を自動車部の部活とラリーとバイトで過ごした。JAFのラリーライセンスは持っていなかったので、もっぱら各大学の主催するナイトラリーに参加した。大学生主催の自動車レースを公道で実行するのを警察が許すなど、思い返せば信じられな…

北海道遠征隊 その2

狐と熊と自衛隊 1か月かけて車で北海道を回る。その語感に漂う優美さとは全く縁遠い遠征隊であった。ほぼ野宿の日々。オートキャンプ場などは無い時代だし、あったとしても入る予定もない。浜にせよ山にせよ、場所を決めたら周辺を当たってテント泊の許可を…

北海道遠征隊 その1

5000キロの貧乏ツアー アルバムを整理している。出てくる学生時代の写真は、クラブ活動とクルマに関わるものばかりだった。所属していた自動車部では毎年の夏休み期間を利用して、東日本か西日本に「遠征」と称する長期合宿に出る。僕が参加したのは東日…